自作よりもBTOゲーミングPCをおすすめする理由

自作にはこんなにたくさんのデメリットが!?

ゲームPCを自作するメリットとはなんだろうか。「好きなケースやパーツを選べる」「安い」などがあると思う。自作を趣味にしている人はこれらのメリットばかりを主張する。確かに良いことは良いのだが、デメリットに言及する人は皆無だ。

 

特にパソコン初心者に「自作したほうが安いよ」なんてアドバイスする人間は最悪だ。自作に失敗して金を無駄にする可能性を見ていない。先日も、知り合いが自作に初挑戦してCPUを破壊していた。そういうデメリットがあることを言うべきだろう。

 

とにかく面倒臭い

では自作にはどんなデメリットがあるだろうか。まず最初に「知識が必要で面倒臭いこと」がある。グラフィックボードなら何となく選べるだろう。しかしマザーボードはどれがいいのか、電源の容量はどれくらい必要なのか、なんて初心者にわかるはずがない。

 

さらにすべてのパーツを1つずつ注文しなければならない。店舗で買うなら全部持って帰ってこなければならない。通販なら大量の箱が自宅に届くだろう。それぞれ開封して、すべての保証書を取って置く必要がある。

 

そしていよいよ組み立てにチャレンジだ。一度でも自作したことがあるなら、それほど苦労はしない。しかしマザーボードはどのに固定するのか、必要なケーブルはどれか、グラフィックボードはどこに挿すのか、OSのインストール・・・ととにかく時間がかかる。

 

もしも力を入れすぎて壊してしまったら、そこで終了である。自分で壊したら当然保証なんて効くわけがない。初めてなら最低でも3時間はかかると思っておいたほうがいい。

 

そもそも自作は安いのか?

自作のメリットは安いことだが、本当に安いのだろうか。そもそも個人でパーツを買う価格とBTOメーカーが仕入れる価格には雲泥の差がある。当たり前だ、BTOメーカーはパーツも販売しているのだから、仕入れ値と販売価格の差で利益を出している。

 

しかもドスパラくらいの大手になると、一度に大量のパーツを仕入れる。安い価格で仕入れたパーツで組み上げたBTOゲーミングPCと通常の販売価格で組み上げた自作PCとではどちらが安いのだろうか。実はほとんど変わらない。

 

自作のほうが安いことは多いが、手間を考えたらBTOのほうがコスパは良い。パーツを購入したり、開封したり、組み上げる時間を時給に換算してみよう。どう考えても注文して完成形が届くBTOゲーミングPCのほうが遥かに安い。

 

保証やサポートを利用するまでが大変

「パソコンが動かなくなった!」誰でも一度は経験することだ。もしもBTOゲーミングPCだったら、メーカーに送れば修理してくれる。非常に簡単だ。3年保証なら3年間は無料で修理、またはパーツ交換してくれる。

 

では自作で故障したらどうだろうか。まずどのパーツが原因なのかを自分で特定しなければならない。なぜならパーツごとに保証されているからだ。それぞれの保証書を保管しておく、というだけで大変だろう。

 

パソコンが動かない原因はOSだろうか、それともメモリだろうか、あるいは電源だろうか。果たしてあなたは自分で原因を見つけられるだろうか。断言するが、無理だ。パソコンに詳しい人でも特定の作業は困難を極める。

 

これを比較すると、パソコンを送ればいいだけのBTOがどれだけ簡単かわかるはずだ。BTOメーカーには必ず修理専門部署があるため、数日で修理して送り返してくれる。