バトルフィールド1で144fps以上出すのはかなり大変
BFシリーズのドンパチした雰囲気がとても好きだ。CS:GOのような緊張感とは違って気軽に楽しめる。そしてBFシリーズの最新作「BF1」が登場した。BF3やBF4があるのにBF1にタイトルが戻って混乱するが、とにかく最新作なのである。
最新FPSというものはいつの時代も一番重い。BF1もご多分に漏れず、過去のFPSタイトルを置き去りにするほど重い。いくつかのグラフィックボードでBF1をプレイしてみたので、どんなゲーミングPCがおすすめなのか解説していく。
BF1最低動作環境と推奨スペック
まずはBF1推奨スペックを確認しよう。しかし未だにBF1公式サイトには最低動作環境しか掲載されていない。
- OS:Windows 7、Windows 8.1、Windows 10各64ビット版
- CPU(AMD):AMD FX-6350
- CPU(Intel):Core i5 6600K
- メモリ:8GB RAM
- グラフィックカード(AMD): AMD Radeon HD 7850 2GB
- グラフィックカード(NVIDIA):nVidia GeForce GTX 660 2GB
画質も解像度を下げれば上記スペックでなんとかBF1が動くかもしれない。だがカクカクになるのは確実だろう。俺としてはBF1推奨スペックとして以下のパーツ構成をおすすめしたい。
- CPU:Core i7-6700
- メモリ:16GB
- グラフィックボード:GeForce GTX1060
64人マップのコンクエストだとGTX1060で60fpsがやっとだった。BTOゲーミングPCに関して言えばすでにGTX900シリーズは販売終了するので除外する。ただ、もしもグラフィックボード単体で買うならGTX980が最低ラインになる。
問題は144fpsだ。144Hz対応ゲーミングディスプレイを使っているなら150fps以上を出したいはずだ。だがこれがかなり大変である。GTX1070では無理、GTX1080でなんとか150fpsになることもある・・・といった具合だ。
よって、BF1のためにゲーミングPCを買うなら、GTX1060搭載モデルかGTX1080搭載モデルの二択になる。カジュアル勢ならGTX1060、ガチ勢ならGTX1080をおすすめしたい。
BF1におすすめのゲーミングPC
BTOメーカーが販売しているゲーミングPCからBF1におすすめできるモデルを3つだけ厳選してみる。
ドスパラ「ガレリア XT」
ガレリア XTはGTX1060を搭載した日本一売れているゲーミングPCだ。注目はメモリとSSD。初期構成だとメモリは8GB、SSDは非搭載なのだが、現在セール中の影響でメモリが16GB、SSDが240GB以上(時期によっては500GB以上)も搭載されている。
だから他のゲーミングPCより遥かにコスパが良く、BF1にぴったりなデスクトップである。70?90fpsくらい出る性能だから、BF1をカジュアルに楽しみたい人や安いゲーミングPCが欲しい人におすすめだ。
G-Tune「NEXTGEAR i650PA7-SP3」
144Hzゲーミングディスプレイを使っているならGTX1080搭載ゲーミングPCがおすすめだ。GTX1080ならG-Tuneが安い。GTX1080+メモリ16GB+SSDの組み合わせで探したらこのデスクトップが最安値だった。
例えばドスパラに似たようなスペックのゲーミングPCがあるが、G-Tuneのほうが4万円も安い。SSD容量を2倍にしたり、電源を少し良い物にするとさらに快適になるので検討して欲しい。
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ドスパラ「ガレリア SG」
GTX1080を搭載していながら小型デスクトップ、という選択肢もある。ハイスペックなのに小型なゲーミングPCにはドスパラにしかない。空冷を含めた設計技術の高さが伺える。
スペック的には少しメモリ容量が心配だ。8GBでも大丈夫だろうが、16GBにしておいたほうが安心できる。BF1以外のFPSをやる場合にもメモリ16GB必要になるケースが今後確実に増えてくる。