ゲーミングキーボード(メカニカルキーボード)といっても、基本的な機能は一般的なキーボードと同じだ。さらに言えばパソコンパーツと違い、ゲーミングキーボードがないとゲームができないということもない。ただし、より正確に素早く入力することが求められるゲームなどには、この部分にコストをかけることで他プレイヤーよりも優位に立つことが可能になる。
ゲーミングキーボードが通常モデルと大きく違うのはキーの軸、つまりスイッチの重さと耐久性だ。キー軸として一般的に知られているのは、茶・青・赤の3色だ。
・茶軸 軽すぎない打鍵感、スイッチ感もほどほど。ゲーミングキーボード特有のカチャカチャ音もかなりある。
・赤軸 茶軸のキーを少し重くして、スイッチ感を軽くした感じである。打鍵音は静かである。
・青軸 キー・スイッチ感が軽いのが特徴的。カチャカチャ音が最も出るタイプのキーボードもこのタイプ。
ゲーム用なら赤軸がおすすめ
赤軸は打鍵音が静かでスイッチ感がない。そのため指先の抵抗が少なく、入力の手応えがしっかりあるのが特徴だ。FPSプレイヤーから一番支持されているのもこの赤軸のゲーミングキーボードだ。キーの打鍵音が静かなため、VCを使っていてもマイクがキーの音を拾わないのもポイントだ。キーが重すぎないので長時間使用していても手への負担が少ない。ゲーム用としては赤軸が一番理想的だろう。
FILCO Majestouch2 赤軸スイッチ メカニカルキーボード
スコスコと引っかかりのない打ち心地と音特徴的だ。本体が重いため、激しくタイピングしてもピクリとも動かない。コンパクトなので置き場所を取らないのもポイントだろう
SteelSeries Red switches採用ゲーミングキーボード 6Gv2 Red Switch
FPSプレイヤーから人気の高い赤軸のゲーミングキーボードがこれだ。限界までクオリティを高めているため、プロプレイヤーからも愛用されているのもよくわかる。FPSをプレイしていて限界まで妥協したくないのならこのキーボードを選べば間違いない。
タイピングが楽しくなるのは青軸
カチャカチャと強い音がするのがこの青軸、人によってはうるさく感じてしまうが打鍵感が軽く明確なスイッチ感があるのが特徴だ。特にスイッチ感は心地が良いため、タイピングが楽しくなる。音が好みなら断然こちらを使うことをおすすめする。
Cherry社製 青軸メカニカル OWL-KB109BM(B)II
青軸でコスパ最強なゲーミングキーボードならこれだ。低価格なのに高価格商品と変わらない性能なので青軸を初めて購入する際に特におすすめだ。ただし耐久性はあまりないようなのでそこには注意したい。