どのグラボがコスパ最強か計算してみた

ベンチマークスコアを参考にせよ!

ゲームPCの性能はグラボで決まる。いや、正確には「ほぼグラボで決まる」と言ったほうが良いだろうか。実はCPUもメモリもそんなに重要ではない。ミドルスペッククラスのもので充分なのだ。

 

だからこそグラボ選びは慎重にしたい。ここを間違えると「せっかくゲーミングPCを買ったのに、カクカクなんだけど・・・」なんてアホみたいな事態に陥ってしまう。

 

どうやってグラボを選ぶか?

しかし高性能なグラボを適当に選べばいいというものでもない。お金は無限ではない。予算に限りがある。予算内でコスパ最強のグラボを選べるかどうかが、ゲーミングPC購入の秘訣に違いない。

 

ではコスパとはなんだろうか。グラボにおけるコスパとは性能に対する価格だ。極端な話をすると滅茶苦茶安いのに超高性能なグラボがあれば、それはコスパ最強となる。

 

ドスパラのベンチマークスコア

価格はBTOメーカーによって異なるものの、大きな違いはない。あとは性能を測る指標が必要だ。グラボの性能を検証するにはベンチマークスコアが一番だろう。そこでドスパラが発表しているベンチマークスコアとゲーミングPCの価格を比較してみよう。

 

グラボ ベンチマーク PC価格 コスパ指標
GTX TITAN X 5,328 259,980円 48.79
GTX1080 9,693 196,980円 20.32
GTX1070 8,051 156,980円 19.49
GTX1060 6GB 5,877 139,980円 23.81

 

価格はドスパラのゲーミングPCを参考にした。俺が調べた時の価格だから、変動することは考慮して欲しい。基本的にグラボ以外のパーツはすべて同じだ。だから純粋にグラボのコスパを計算できる。

 

コスパの項目は「価格÷ベンチマークスコア」の数値が入っている。数値が小さいほどコスパが良く、逆に大きければコスパが悪い。数値からわかるようにコスパ最強なのはGTX1070だ。やはり評価が高いだけのことはある。

 

俺自信もGTX1070がイチオシだ。ハイスペックなゲーミングPCが欲しいならGTX1070搭載デスクトップ以外の選択肢はありえない。3年後や5年後まで考えるなら、ほとんどコスパが同じであるGTX1080がいいだろう。

 

ちなみにGTX900シリーズはもう買わないほうがいい。GTX900シリーズで人気だったGTX960のコスパ指標は40を越える。最新になればなるほど高性能になりコスパも良くなるのだから、わざわざコスパの悪い古いグラボを選ぶ理由なんて1つもない。

 

また、シングルコアとして最高性能を誇るGTX TITAN Xもやめておこう。GTX1080とあまりベンチマークスコアが変わらないのに無駄に高い。やはりコスパ最強なGTX1070搭載ゲーミングPCがおすすめだ。