初心者こそ水冷ゲームPCにしとけ

安定した強さを発揮したいなら水冷だ!

ゲームPCとは面白いもので、ゲーマーの体の一部とも言える存在だ。ゲームPCの性能が低ければ、ゲーマーも弱くなる。ハイスペックゲームPCを使えば、他のゲーマーよりも有利になる。

 

だからゲームPCには安定性が必要不可欠だろう。夏場の暑い時期に、パソコンが熱暴走してガクガクするようでは話にならない。いつでも自分の実力をフルに発揮するには、暑さに負けないゲーミングPCが欠かせない。

 

水冷で温度を下げろ!

CPUとグラフィックボードは温度が上がるとクロック数を下げて、壊れないようにしてくれる。クロック数が下がれば性能が落ちる。だからゲームがガクガクになる。これが熱暴走に仕組みだ。

 

部屋が暑かったら、パソコンに暖かい空気を取り込むことになる。暖かい風をパーツに当てても温度が下がるわけがない。しかし水冷ならいつでも低い温度を保てる。部屋が暑かろうと関係ない。

 

プロゲーマーと言われるFPSプレイヤーはみんな水冷を使っている。当然だろう。真剣勝負をしているのに暑さに負けるようでは相手に勝てるはずがない。それほど水冷は重要な存在なのだ。

 

メンテナンスが簡単なのは嬉しい

「水冷ってメンテナンスが大変なのでは?」なんて勘違いしているパソコン初心者が多くて困る。BTOゲームPCの水冷ならメンテナンスフリーだ。循環水を変える必要もない。

 

パソコンの内部を掃除する時にはケースを開けて、CPUファンを取り外して、ホコリを取り除く・・・という工程が普通だろう。でも水冷のラジエーターはPCの背面に搭載されるので、そのまま拭くか、パソコンの内側からホコリを吹き飛ばすだけで済む。

 

だからメンテナンスが大変なんてのは大きな間違いで、むしろ水冷のほうが簡単に掃除できる。ちなみにゲーミングノートPCは基本的に空冷しかないことを覚えておいて欲しい。

 

CPUかグラボか

水冷クーラーを装着できるのはCPUとグラボだ。ではどちらを選べばいいだろうか。一般的にはCPUだから水冷CPUクーラーを選べば問題ない。それだけでゲームPCの動作は充分過ぎるほど安定する。

 

ただ、CPUよりもグラボのほうが温度が高くなるのは事実だ。でもグラボ用の水冷クーラーはCPU用よりも若干高額になる。つまり価格を重視するならCPUにすればいいし、性能を重視するならグラボにすればいい。完璧を目指すなら両方とも水冷にするのがおすすめだ。