なぜRadeonは自作で人気なのか?
ゲーム用グラフィックボードといえばGeForce。そんなイメージが固まっているのも無理はない。BTOメーカーのゲーミングPCはGeForceばかりだ。売れ筋ランキングを見てもGeForce製だけが並んでいる。
でもRadeonだって負けていない。むしろ自作PCをする人はRadeonを選ぶ傾向がある。その理由は安いからだ。GeForceよりも格安だからだ。BTOゲーミングPCにもRadeon搭載デスクトップがあるので、おすすめモデルを紹介しよう。
Radeonの性能
と、その前にAMD Radeonについておさらいしておこう。今だとR9世代が最新で、250Xから295X2が主流だ。ただ、250Xは性能が低いし、295Xは高額すぎるのでおすすめできない。
今選ぶならR9 360、R9 370、R9 380、R9 390、R9 390Xの5つだ。GeForceと比較した場合、R9 360はGTX750Tiより少し低性能、R9 380はGTX960とGTX970の中間、R9 390XはGTX970より少し上・・・といった具合だ。
おすすめのRadeon搭載ゲーミングPC
ではいよいよRadeon搭載デスクトップを紹介していく。BTOでは貴重な存在で、今のところドスパラにしかない。G-Tuneのはもう売り切れてしまった。ドスパラだけは妙に充実しているので、おすすめデスクトップを紹介していく。
ドスパラ 「ガレリア DFR」
RX480はビデオメモリが8GBもある。GTX960でも2GBなのだから、随分と豪華なグラフィックカードだ。性能はGTX980とほぼ同等。となるとかなりコスパが良いと言える。
この性能なら大抵のPCゲームは楽々こなせる。人気オンラインゲームを高画質に設定したとしても、決して重いとは感じないだろう。Radeon搭載ミドルスペックゲーミングPCを探しているなら間違いなく第一候補にすべきデスクトップだ。
ドスパラ 「ガレリア XFR」
現状RadeonでおすすめできるグラフィックボードはRX480だけだ。ドスパラには他にもRX480を搭載したデスクトップがある。
CPUとストレージを強化しているため、こちらのほうが使い勝手はいいだろう。今時Core i5だと性能不足でカクカクするゲームもある。だからRX480が必要とされるようなゲームをやるならCore i7を搭載しているこちらを選んで欲しい。